特許#2004-153458

データ統合管理装置、該方法、該方法のプログラム及び該プログラムの記憶媒体

出願人 松下電工株式会社
発明者 永井基孝 、磯部洋一 、波多野貴男 、ローランサファ
出願日 2002年10月29日 (15年4ヶ月経過) 出願番号 2002-314863
公開日 2004年5月27日 (13年9ヶ月経過) 公開番号 2004-153458
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 、 オンライン・システム 、 他装置と結合した電話通信 、 オンライン・システム 、 電話通信サービス
主要キーワード 論理ツリー 、 総量値 、 非正規ユーザ 、 各建築物 、 デバイスイベント 、 ネットワークツリー 、 デバイスデータベース 、 デバイスネットワーク

課題

本発明は、水平分業型のシステム事業を実現するために必要な、データ統合管理装置、該方法、該方法のプログラム及び該プログラムの記憶媒体に関する。

解決手段

本発明のデータ統合管理装置は、第1及び第2通信インターフェース27、29と、アカウントDB41、デバイスマッピングDB42、デバイスDB43及びデバイスポータルDB44を記憶する補助記憶装置26と、異常情報を通知するDER部33と、出力情報を通知するDDR部34と、設定情報を通知するDNC部35と、新設第3装置を自動的に取り込むDPnPA部36とを備え、これら各部33〜36は、各DB41〜44を参照することによって第1装置と第2及び第3装置とを適切に対応付けつつ各情報を通知する。

概要

背景

従来、ビル管理システムやビル防犯システム等のシステム事業は、建築物の構築に伴なって監視又は制御を行う機器を設置し、設置した機器から検出結果を収集又は設置した機器へ制御信号を送信する装置を設置する。

そして、システム事業は、検出結果を収集するためのソフトウェアや制御信号を送信するためのソフトウェア等を個々の機器に合わせて開発し、さらに収集した検出結果をビル管理や防犯等の目的に従って処理し、その結果に従った制御信号を生成するためのソフトウェアをも開発する。

このような従来型のシステム事業は、建築物毎に設置される機器が異なり、また、収集した検出結果をどのような目的に従って処理するかが異なるため、1個のビルに対して又は1個の会社に対して、顧客が要求するスペック(仕様)を満たすように個々に設計し、システムを構築していた。

概要

本発明は、水平分業型のシステム事業を実現するために必要な、データ統合管理装置、該方法、該方法のプログラム及び該プログラムの記憶媒体に関する。本発明のデータ統合管理装置は、第1及び第2通信インターフェース27、29と、アカウントDB41、デバイスマッピングDB42、デバイスDB43及びデバイスポータルDB44を記憶する補助記憶装置26と、異常情報を通知するDER部33と、出力情報を通知するDDR部34と、設定情報を通知するDNC部35と、新設第3装置を自動的に取り込むDPnPA部36とを備え、これら各部33〜36は、各DB41〜44を参照することによって第1装置と第2及び第3装置とを適切に対応付けつつ各情報を通知する。

目的

本発明は、上記事情に鑑みて為された発明であり、機器の開発・設置事業、目的を達成するためのソフトウェアを提供する


請求項

請求項1

情報を送受信する第1及び第2通信手段と、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶する記憶手段と、前記第1装置から前記第1通信手段で受信した情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント手段とを備えることを特徴とするデータ統合管理装置。

請求項2

前記デバイスプラグアンドプレイエージェント手段は、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該新設情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に新設された第3装置がある旨の情報をさらに通知することを特徴とする請求項1に記載のデータ統合管理装置。

請求項3

前記アカウントデータベースは、ユーザを識別するユーザIDとユーザを認証するためのパスワードとをさらに登録することを特徴とする請求項1に記載のデータ統合管理装置。

請求項4

レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶するステップと、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するステップと、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するステップと、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するステップと、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するステップとを備えることを特徴とするデータ統合管理方法。

請求項5

コンピュータに、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶させ、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール機能と、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント機能とを実現させるためのデータ統合管理プログラム。

請求項6

コンピュータに、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶させ、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール機能と、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント機能とを実現させるためのデータ統合管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。


詳細

技術分野

0001

本発明は、水平分業型のシステム事業を実現するために必要な、データ統合管理装置、データ統合管理方法、データ統合管理方法のプログラム及び該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。

0002

従来、ビル管理システムやビル防犯システム等のシステム事業は、建築物の構築に伴なって監視又は制御を行う機器を設置し、設置した機器から検出結果を収集又は設置した機器へ制御信号を送信する装置を設置する。そして、システム事業は、検出結果を収集するためのソフトウェアや制御信号を送信するためのソフトウェア等を個々の機器に合わせて開発し、さらに収集した検出結果をビル管理や防犯等の目的に従って処理し、その結果に従った制御信号を生成するためのソフトウェアをも開発する。このような従来型のシステム事業は、建築物毎に設置される機器が異なり、また、収集した検出結果をどのような目的に従って処理するかが異なるため、1個のビルに対して又は1個の会社に対して、顧客が要求するスペック(仕様)を満たすように個々に設計し、システムを構築していた。

0003

例えば、A社ビルのビル管理システムの依頼を受けると、A社が要求するスペックを満たすようにビル内に機器を設置し、ビル管理の目的に従って機器間の相互関係を構築し、機器間の相互関係を考慮しつつビル管理の目的に従って検出結果を処理し、制御信号を生成するようにシステムを構築する。また、例えば、B社ビルのビル防犯システムの依頼を受けると、B社が要求するスペックを満たすようにビル内に機器を設置し、防犯の目的に従って機器間の相互関係を構築し、機器間の相互関係を考慮しつつビル防犯の目的に従って検出結果を処理し、制御信号を生成するようにシステムを構築する。

0004

このように従来型のシステム事業は、個々の案件毎にその都度スペックを満たすようにシステムを設計し、構築するという垂直型であった。

0005

また、特許文献1には、通常ビル単位で管理する管理方式を複数のビルを管理する管理方式に改善するために、複数のビルに関する各種情報をホストコンピュータに集めて一括して制御処理する技術について開示されているが、この開示の技術も、個々の案件毎にその都度スペックを満たすようにシステムを設計し、構築するという垂直型であることには変わりが無い。

背景技術

0006

【特許文献1】 特開平11−167593号公報

0007

ところで、従来の垂直型のシステム事業によって構築されたシステムは、個々の案件毎に構築するため、或る案件のシステムを別の案件に転用することができない、即ち、システムに汎用性が無いという問題がある。

0008

そして、一度システムを構築してしまうと、機器を新設した場合や、例えばビル管理システムに省エネ促進の目的を追加するように、システムに新たな目的を追加する場合等には、システム全体の膨大な手直しが必要、即ち、システムに柔軟性が無いという問題がある。

0009

また、機器や装置の設置と、防犯や省エネ等の目的を達成するためのソフトウェアとを切り離して、ソフトウェアの開発のみを事業化したいとの要望もある。さらに、機器の開発・設置だけを事業化したいとの要望もある。

発明が解決しようとする課題 0010

本発明は、上記事情に鑑みて為された発明であり、機器の開発・設置事業、目的を達成するためのソフトウェアを提供するサービス事業、及び、これら開発・設置事業とサービス事業との仲介をする仲介事業にシステム事業を分割した水平分業型のシステム事業において、仲介事業に使用するデータ統合管理装置を提供することを目的とする。そして、本発明は、このようなデータ統合管理方法、該データ統合管理方法のプログラム及び該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することを目的とする。

0011

上述の目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係るデータ統合管理装置では、情報を送受信する第1及び第2通信手段と、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶する記憶手段と、前記第1装置から前記第1通信手段で受信した情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング手段と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント手段とを備えて構成される。

0012

請求項4に記載の発明に係るデータ統合管理方法では、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶するステップと、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するステップと、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するステップと、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するステップと、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するステップとを備えて構成される。

0013

請求項5に記載の発明に係るデータ統合管理プログラムは、コンピュータに、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶させ、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール機能と、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント機能とを実現させるように構成される。

0014

請求項6に記載の発明に係るデータ統合管理プログラムを記録したコンピュータに読取可能な記憶媒体は、コンピュータに、レコードを識別するアカウントIDと第1送受信先の第1装置を識別する第1識別子との対応関係を登録するアカウントデータベース、前記アカウントIDと第2送受信先の第2装置を識別する第2識別子との対応関係を登録するデバイスマッピングデータベース、前記第2識別子と前記第2装置及び第3送受信先の第3装置の間におけるプロトコルの種別との対応関係を登録するデバイスデータベース、及び、前記第2識別子と前記第2装置における入出力ポートを識別する第3識別子と前記第3装置の種別を識別する第4識別子との対応関係を登録するデバイスポータルデータベースを記憶させ、情報を送受信する第1通信手段で受信した前記第1装置からの情報が、前記第3装置の設定情報である場合には、前記アカウントデータベースを参照することによって該設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、前記デバイスポータルデータベースを参照することによって該検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、該検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように前記第2通信手段で該検索した第2識別子の第2装置に前記設定情報を通知するデバイスネットワークコントロール機能と、前記第2装置を介して情報を送受信する第2通信手段で受信した前記第3装置からの情報が、前記第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第2又は第3装置の異常を通知するデバイスイベントルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の出力情報である場合には、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に前記第3装置の出力情報を通知するデバイスデータルーティング機能と、前記第2装置を介して前記第3装置から前記第2通信手段で受信した情報が、前記第3装置の新設情報である場合には、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスデータベースに該新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、該新設情報に収容された第2識別子に基づいて前記デバイスポータルデータベースに該新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するデバイスプラグアンドプレイエージェント機能とを実現させるように構成される。

0015

発明者らは、従来型のシステム事業について経験を積んできたが、上記課題を解決するために熟慮を重ねた結果、機器の開発・設置事業、目的を達成するためのソフトウェアを提供するサービス事業、及び、これら開発・設置事業とサービス事業との仲介をする仲介事業に従来のシステム事業を分割することが好ましいとの結論に達した。

さらに、発明者らは、汎用性及び柔軟性を持たせながらこの仲介事業を実現するために必要な機能について、熟慮・試行錯誤したところ、デバイスイベントルーティング機能、デバイスデータルーティングエージェント機能、デバイスネットワークコントロール機能、及び、デバイスプラグアンドプレイ機能の4個の機能に集約することができ、これら機能を実行するためにアカウントデータベース、デバイスマッピングデータベース、デバイスデータベース及びデバイスポータルデータベースの4個のデータベースが必要であるとの結論に達した。

0016

上述のデータ統合管理装置、該方法、該方法のプログラム及び該プログラムの記憶媒体は、このような4個の機能及び4個のデータベースを実現する装置、方法、プログラム及び記憶媒体である。

0017

即ち、データ統合管理装置、該方法、該方法のプログラム及び該プログラムの記憶媒体は、上述のように構成されるので、記憶手段に4個のデータベースが記憶される。

0018

そして、デバイスネットワークコントロール手段は、第1装置から第1通信手段で受信した情報が、第3装置の設定情報である場合には、アカウントデータベースを参照することによってこの設定情報に収容された第1識別子に対応するアカウントIDを検索し、デバイスマッピングデータベースを参照することによってこの検索したアカウントIDに対応する第2識別子を検索し、デバイスポータルデータベースを参照することによってこの検索した第2識別子に対応する第3識別子を検索し、この検索した第3識別子の入出力ポートの第3装置に通知するように第2通信手段でこの検索した第2識別子の第2装置に設定情報を通知するので、データ統合管理装置等は、第1装置が第3装置を或る状態に設定したい場合に、第3装置を或る状態に設定する設定情報を第1装置から第3装置へ通知する際に仲介することができる。

このため、第1装置を開発するサービス事業者は、顧客のスペックに合わせて設定情報の内容や入力方法等を自由に設計することができる。

0019

また、デバイスイベントルーティング手段は、第2装置を介して第3装置から第2通信手段で受信した情報が、第2又は第3装置の異常を通知する異常通知情報である場合には、デバイスマッピングデータベースを参照することによってこの異常通知情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、アカウントデータベースを参照することによってこの検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に第2又は第3装置の異常を通知するので、データ統合管理装置等は、第2又は第3装置に異常が生じた場合に、異常を生じた第2又は第3装置を掌握する第1装置に速やかに異常を通知することができる。

このため、サービス事業者は、顧客のスペックに合わせて異常情報の通知を受けた場合における第1装置の動作を自由に設計することができる。

0020

さらに、デバイスデータルーティング手段は、第2装置を介して第3装置から第2通信手段で受信した情報が、第3装置の出力情報である場合には、デバイスマッピングデータベースを参照することによってこの出力情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、アカウントデータベースを参照することによってこの検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、第1通信手段でこの検索した第1識別子の第1装置に第3装置の出力情報を通知するので、データ統合管理装置等は、第3装置の出力情報を当該第3装置を掌握する第1装置に速やかに通知することができる。このため、サービス事業者は、顧客のスペックに合わせて出力情報の処理方法や使用方法等を自由に設計することができる。

0021

そして、デバイスプラグアンドプレイエージェント手段は、第2装置を介して第3装置から第2通信手段で受信した情報が、第3装置の新設情報である場合には、この新設情報に収容された第2識別子に基づいてデバイスデータベースにこの新設情報に収容されたプロトコルの種別を登録するように更新し、この新設情報に収容された第2識別子に基づいてデバイスポータルデータベースにこの新設情報に収容された第3及び第4識別子を登録するように更新するので、データ統合管理装置等は、第3装置が新設された場合に自動的に第3装置を定義するデバイスデータテーブル及びデバイスポータルデータベースを更新することができ、新設された第3装置を自動的にデータ統合管理装置等に組み込むことができる。

このため、サービス事業者は、第3装置が新設された場合でも大幅なソフトウェアの手直しの必要が無く、新設された第3装置をシステムに利用することができる。

0022

また、このような4個の機能をデータ統合管理装置等に備えるので、サービス事業者は、システムの目的に合ったシーケンスプログラムを簡易・迅速に組むことができる。

0023

請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のデータ統合管理装置において、前記デバイスプラグアンドプレイエージェント手段は、前記デバイスマッピングデータベースを参照することによって該新設情報に収容された第2識別子に対応するアカウントIDを検索し、前記アカウントデータベースを参照することによって該検索したアカウントIDに対応する第1識別子を検索し、前記第1通信手段で該検索した第1識別子の第1装置に新設された第3装置がある旨の情報をさらに通知する。

0024

このようにデータ統合管理装置を構成することによって、第1装置に新設された第3装置があることを知らせることができる。

0025

請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のデータ統合管理装置において、前記アカウントデータベースは、ユーザを識別するユーザIDとユーザを認証するためのパスワードとをさらに登録する。

課題を解決するための手段

0026

このようにデータ統合管理装置を構成することによって、データ統合管理装置の不正使用を避けることができる。

0027

以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。

なお、各図において同一の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。まず、本実施形態の構成について説明する。

(実施形態の構成) 本実施形態に係るデータ統合管理システムは、各建築物に設置されたデバイスからのデータをそれぞれ各デバイスポータル装置を介してデータ統合管理コンピュータに収集し、サービス事業者がデータを各社の要求仕様に合わせてカスタマイズし易いようにデータ統合管理コンピュータにデータを処理させるシステムである。

0028

図1は、データ統合管理システムの構成を示す図である。図2は、データ統合管理コンピュータの構成を示す図である。図3は、アカウントデータベースを示す図である。図4は、デバイスマッピングデータベースを示す図である。図5は、デバイスデータベースを示す図である。図6は、デバイスポータルデータベースを示す図である。図7は、デバイス属性テーブルを示す図である。

図1 図1

図2 図2

図3 図3

図4 図4

図5 図5

図6 図6

図7 図7

0029

図1において、データ統合管理システム1は、データ統合管理コンピュータ(データ統合管理PC)10と、デバイスポータル装置(DEPO装置)12と、デバイス13とを備えて構成される。

図1 図1

0030

データ統合管理PC10は、各建築物(A社ビル、B社ビル、C社ビル)に設置されたデバイス13−AA〜AC、13−BA〜BC、13−CA〜CCからのデータをそれぞれ各DEPO装置12−A、12−B、12−Cを介して収集し、収集したデータを各社(A社、B社、C社)の要求仕様に合わせてカスタマイズし易いように処理する。

より具体的には、図2において、データ統合管理PC10は、中央処理装置(CPU)21、入力装置22、表示装置23、内部記憶装置24、外部記憶装置25、補助記憶装置26、第1及び第2通信インターフェース29、27及びバス28を備えて構成される。

図2 図2

0031

CPU21は、例えば、マイクロプロセッサ等で構成され、通信制御を行う通信部31、補助記憶装置26に格納される各データベースから所望のデータを検索するデータベース検索部(DB検索部)32、イベントパケットをルーティングするデバイスイベントルータ(Device Event Router)部(DER部)33、データパケットをルーティングするデバイスデータルータ(Device Data Router)部(DDR部)34、ユーザからの設定情報を対応のデバイス13へ送信するためのデータを作成するデバイスネットワークコントローラ(Device Network Controller)部(DNC部)35、及び、デバイス13とDEPO12との対応関係を定義付けるデバイスプラグアンドプレイエージェント(Device Plug−and−play Agent)部(DPnPA部)36を備えると共に、CPU21は、入力装置22、表示装置23、内部記憶装置24、外部記憶装置25、補助記憶装置26及び第1及び第2通信インターフェース29、27を制御する。

0032

入力装置22は、本システムの起動指示等の各種コマンドや各種データをデータ統合管理PC10に入力する機器であり、例えば、キーボードやマウス等である。表示装置23は、入力装置22から入力されたコマンド、各デバイス13からのログデータ及びデータ統合管理PC10の動作状況等を表示する機器であり、例えばCRTディスプレイ、LCD又は有機ELディスプレイ等である。

0033

内部記憶装置24は、CPU21が実行するプログラムを補助記憶装置26から読み込むと共に、プログラム実行中の各データを一時的に記憶する装置であり、例えばRAM等である。外部記憶装置25は、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−R及びDVD−R等の記憶媒体とデータを読み書きする装置であり、例えば、フレキシブルディスクドライブ、CD−ROMドライブ、CD−Rドライブ及びDVD−Rドライブ等である。

0034

補助記憶装置26は、例えばハードディスクや磁気テープ等のデータを記憶する装置であり、アカウントデータベース(account data base)(アカウントDB)41、デバイスマッピングデータベース(device mappingdata base)(デバイスマッピングDB)42、デバイスデータベース(device data base)(デバイスDB)43、デバイスポータルデータベース(device portal data base)(デバイスポータルDB)44、ログデータデータベース(ログデータDB)45、及び、データ統合管理PC10を動作させるためのプログラム等の各プログラム(不図示)、及び、各プログラム実行後のデータ(不図示)等を記憶する。

各プログラムが格納されていない場合には、これらを記録した記録媒体から外部記憶装置25を介して補助記憶装置26にインストールされる。

0035

図3において、アカウントDB41は、正規ユーザをその識別子及び認証情報と共に登録するデータベースであり、そのフィールドは、アカウントDB41の各レコードを特定するアカウントID(account ID)101と、ユーザの名前である名前(name)102と、ユーザのIPアドレス(IP address)であるIPアドレス103と、ユーザを識別するユーザID(Usr ID)104と、ユーザを認証するためのパスワード(Password)105とを備えて構成され、その意味からアカウントIDごとにレコードが作成される。

図3 図3

0036

図4において、デバイスマッピングDB42は、DEPO装置12が設置されている建築物とユーザとの対応関係を示すデータベースであり、そのフィールドは、DEPO装置12を識別する識別子であるOUI111と、アカウントID101とを備えて構成され、DEPO装置12が設置されている建築物とユーザとの対応関係は、アカウントID101に基づいてアカウントDB41を用いることによって間接的に対応付けられる。

デバイスマッピングID42は、OUI111ごとにレコードが作成される。

図4 図4

0037

図5において、デバイスDB43は、DEPO装置12とDEPO装置12がデータ統合管理PC10との間で使用するプロトコルを示すデバイスタイプ(device−type)121との対応関係を示すデータベースであり、そのフィールドは、OUI111とデバイスタイプ121とを備えて構成され、OUI111ごとにレコードが作成される。

図5 図5

0038

図6において、デバイスポータルDB44は、DEPO装置12とデバイス13との対応関係を示すデータベースであり、そのフィールドは、OUI111とDEPO装置12におけるI/Oポートの名前であるデポ名(dp−name)131とデバイス13の種別を示すデポタイプ(dp−type)132とを備えて構成され、OUI111ごとにレコードが作成される。デバイスポータルDB44における一のレコードを各フィールドに従って参照することにより、OUI111で示されるDEPO装置12にはデポ名で示されるI/Oポートにデポタイプで示されるデバイスが接続されていることが分かる。

図6 図6

0039

図2に戻って、ログデータDB45は、デバイス13からDEPO装置12を介してデータ統合管理PC10に送信されたログデータのデータベースであり、そのフィールドは、例えば、ログデータDB45の各レコードを特定するデータ名と、OUI111と、デポ名131と、ログデータを受信した年月日時を示す日付と、データ値とを備えて構成され、その意味からデータ名ごとにレコードが作成される。

図2 図2

0040

そして、補助記憶装置26に格納されるアカウントDB41及びデバイスマッピングDB42は、本実施形態では、データ統合管理システム1を導入する際や新たにユーザが加入した際等の必要に応じて、データ統合管理PC10を扱うスーパーバイザーが入力装置22より入力してデータベースを構築する。

0041

第1通信インターフェース29は、DEPO装置12との間でケーブルや通信回線を介して情報を送受信するためのインターフェースである。第2通信インターフェース27は、後述のサーバPC11との間で情報を通信回線を介して送受信するためのインターフェースである。通信回線は、例えば、公衆回線や専用線等である。

そして、これらCPU21、入力装置22、表示装置23、内部記憶装置24、外部記憶装置25、補助記憶装置26及び第1及び第2通信インターフェース29、27は、データを相互に交換することができるようにバス28でそれぞれ接続される。

0042

DEPO装置12は、デバイス13とデータを相互に交換するためのI/Oポートと、データ統合管理PC10との間で通信パケットを送受信する通信インターフェースと、I/Oポートと通信インターフェースとの間でデータを演算処理する制御部と、記憶部とを備えて構成され、デバイス13からの出力をデータ統合管理PC10に転送したり、データ統合管理PC10からの出力に基づいてデバイス13を制御したりする。

0043

記憶部には、図7に示すように、OUI111と、デバイスタイプ121と、I/Oポートに接続されるデバイスの属性とを登録するデバイス属性テーブルが格納される。

図7 図7

0044

例えば、図1に示す本実施形態では、A社ビルには、温度センサ13−AA、電流センサ13−AB、温度センサ13−AC、・・・等のデバイス13が設置され、A社ビル内の状態を監視しており、これら各デバイス13がA−DEPO装置12−Aに接続されている。

A−DEPO装置12−Aの記憶部には、図7(a)に示すように、A−DEPO装置12−AのOUI111として“00123”が格納され、デバイスタイプ121として“EMIT−IO”が格納され、dp1として“AI1、温度センサ”が、dp2として“AI2、電流センサ”が、dp3として“AI3、温度センサ”が、・・・が格納される。

即ち、A−DEPO装置12−Aは、その識別子が“00123”であり、データ統合管理PC10との間で通信を行うためにEMIT技術を用いたEMIT−IOが搭載されている。そして、そのI/Oポートdp1は、アナログインプットであって温度センサが接続され、I/Oポートdp2は、アナログインプットであって電流センサが接続され、そのI/Oポートdp3は、アナログインプットであって温度センサが接続されている。

図1 図1

図7 図7

0045

B社ビルには、電流センサ13−BA、電流センサ13−BB、電流センサ13−BC、・・・等のデバイス13が設置され、B社ビル内の状態を監視しており、これら各デバイス13がB−DEPO装置12−Bに接続されている。

B−DEPO装置12−Bの記憶部には、図7(b)に示すように、B−DEPO装置12−BのOUI111として“OABC”が格納され、デバイスタイプ121として“EMIT−IO”が格納され、dp1として“AI1、電流センサ”が、dp2として“AI2、電流センサ”が、dp3として“AI3、電流センサ”が、・・・が格納される。

即ち、B−DEPO装置12−Bは、その識別子が“OABC”であり、データ統合管理PC10との間で通信するためにEMIT−IOが搭載されている。

そして、そのI/Oポートdp1は、アナログインプットであって電流センサが接続され、I/Oポートdp2は、アナログインプットであって電流センサが接続され、そのI/Oポートdp3は、アナログインプットであって電流センサが接続されている。

図7 図7

0046

C社ビルには、振動センサ13−CA、振動センサ13−CB、エンジンカード13−CC、・・・等のデバイス13が設置され、C社ビル内の状態を監視・制御しており、これら各デバイス13がC−DEPO装置12−Cに接続されている。

C−DEPO装置12−Cの記憶部には、図7(c)に示すように、C−DEPO装置12−CのOUI111として“XYZ”が格納され、デバイスタイプ121として“NASI−SEQ”が格納され、dp1として“DIx、振動センサ”が、dp2として“DIy、振動センサ”が、dp3として“DOz、エンジンカード”が、・・・が格納される。

即ち、C−DEPO装置12−Cは、その識別子が“XYZ”であり、データ統合管理PC10との間で通信するために独自仕様のNASI−SEQを用いる。

そして、そのI/Oポートdp1は、ディジタルインプットであって振動センサが接続され、I/Oポートdp2は、ディジタルインプットであって振動センサが接続され、そのI/Oポートdp3は、ディジタルアウトプットであってエンジンカードが接続されている。

図7 図7

0047

デバイス13は、建築物内の状態を検出する、あるいは、建築物内の状態を変化させる機器であり、建築物内の状態を検出する機器としては、例えば、温度センサ、湿度センサ、煙センサ、振動センサ及び人感センサ等のセンサであり、建築物内の状態を変化させる機器としては、照明器具、空調機器及び加湿器等である。

DEPO装置12は、照明器具や空調機器等における制御部の設定値等をエンジンカードを介して変更することにより、これら機器の運転状態を変化させて、建築物内の状態を変化させる。

0048

DEPO装置12とデバイス13との間の通信プロトコルは、センサ部と通信インターフェースとを一体的にモジュール化した機器を利用することができる観点から、例えば、フィリップス(PHILIPS)社が提唱するI2Cバス(登録商標)、松下電工社が提唱するNMAST(登録商標)、及び、SPI(シリアル・ペリフェラル・インターフェース)バスなどが好ましい。このようなプロトコルを採用することにより、デバイス13を小型、低コストで製造することができる。

また、このようなプロトコルを採用することにより、このプロトコルに基づくI/OやEEPROMを利用することができるので、建築物内の状態を検出する機器と同様な通信のフォーマットにより、このようなI/OやEEPROMを搭載したエンジンカードを介して建築物内の状態を変化させる機器を制御可能となる。

0049

図1に戻って、データ統合管理PC10は、専用回線や電話回線等の通信回線を介して各社のサーバコンピュータ(サーバPC)11−A、11−B、11−Cと接続され、各社のサーバPC11−A、11−B、11−Cとの間でデータそれぞれを送受信する。

このデータ統合管理PC10とサーバPC11との間のRPC(Remote Procedure Call)は、本実施形態では、SOAP(Simple Object Access Protocol)、COM(Component Object Model)及びCORBA(Common Object Request Broker Architecture)等を利用することができるが、環境に依存しないオープンな仕様である観点から、SOAPが好ましい。

図1 図1

0050

サーバPC11は、データ統合管理PC10からデバイス13の検出出力(データ値)を取得し、検出出力をシステムの目的に従って処理を行うコンピュータであり、サービス事業者が提供する。

0051

各社のサーバPC11−A、11−B、11−Cは、通信網15を介して対応するクライアントコンピュータ(クライアントPC)16−1、16−2、16−3、・・・と接続され、対応するクライアントPC16−1、16−2、16−3、・・・との間でデータそれぞれを送受信する。

即ち、A社用のクライアントPC16は、A社のサーバPC11−Aとの間でデータの送受信が可能であり、B社用のクライアントPC16は、B社のサーバPC11−Bとの間でデータの送受信が可能であり、そして、C社用のクライアントPC16は、C社のサーバPC11−Cとの間でデータの送受信が可能である。

0052

サーバPC11とクライアントPC16は、FTPやTCP/IP等のプロトコルを用いたインターネット技術を搭載することにより、通信網15としてインターネットを利用することができる。

そして、クライアントPC16は、ローミングにより、世界各地のアクセスポイントからインターネットに接続可能であり、ユーザは、世界各地からサーバPC11及びデータ統合管理PC10にアクセス可能である。

0053

ここで、サーバPC11は請求項の第1装置の一例であり、DEPO装置12は請求項の第2装置の一例であり、デバイス13は請求項の第3装置の一例である。

そして、IPアドレス103は第1識別子の一例であり、OUI111は第2識別子の一例であり、デバイスタイプ121はプロトコルの種別の一例であり、デポ名131は第3識別子の一例であり、デバイスタイプは第4識別子の一例である。

0054

次に、本実施形態の動作について説明する。 (実施形態の動作) 本実施形態にかかるデータ統合管理システム1は、4つの機能により、デバイス13からDEPO装置12を介して収集したデータを各社の要求仕様に合わせてカスタマイズし易いように処理し、そして、ユーザの要求に従ってデバイスの設定を制御している。この4つの機能は、ユーザがデバイス13の設定を行うデバイスネットワークコントロール機能、デバイス13からのログデータをユーザの設定に合わせてユーザに転送するデバイスデータ機能、デバイス13に異常が生じた場合に異常をユーザに通知するデバイスイベント機能、及び、デバイス13が新設された場合に自動的にデータ統合管理システム1に組み込むデバイスプラグアンドプレイエージェント機能である。デバイスネットワークコントロール機能は、主にデータ統合管理PC10のDER部33が行い、デバイスデータ機能は、主にDDR部34が行い、デバイスイベント機能は、主にDNC部35が行い、そして、デバイスプラグアンドプレイ機能は、主にDPnPA部36が行う。以下、各機能について説明する。

(デバイスネットワークコントロール機能) まず、デバイスネットワークコントロール機能について説明する。或るデバイス13の設定を行う場合に、ユーザは、クライアントPC16から自社のサーバPC11にアクセスする。例えば、A社社員がA社ビルのデバイス13を設定しようとする場合には、クライアントPC16からA社のサーバPC11−AにおけるURLを入力することによってアクセスする。アクセスすると、クライアントPC16には、ユーザID104及びパスワード105の入力を要求する初期画面(ホーム)が表示され、ユーザは、クライアントPC16よりユーザID104及びパスワード105を入力し、送信する。

0055

サーバPC11は、送信されたユーザID104及びパスワード105とサーバPC11に保持されているユーザID104及びパスワード105とをそれぞれ比較し、一致するか不一致かによって、サーバPC11にアクセス権を有するか否かを判断する。不一致の場合にはアクセスを拒否し、一致する場合には、クライアントPC16にデバイス設定画面を表示させるための情報をクライアントPC16に送信する。

0056

この情報を受信すると、クライアントPC16は、デバイス設定画面が表示される。図8は、デバイス設定画面の一例を示す図である。図8において、デバイス設定画面は、デバイス13の設定値を入力するデバイス設定フォーム301、DEPO装置12とデバイス13との物理的な接続の状況を表示するネットワークツリー302、DEPO装置12と建築物との対比及びデバイス13と監視・制御の対象との対比を表示する論理ツリー303、初期画面の表示を要求するボタンである「ホーム」304、ログデータの表示を要求するボタンである「モニタリング」305、デバイス設定画面の表示を要求するボタンである「デバイス設定」306、ログアウトを要求するボタンである「ログアウト」307を備えて構成される。

図8 図8

0057

ユーザは、デバイス設定画面のネットワークツリー302又は論理ツリー303における設定しようとするデバイス13を例えばマウス等の入力装置を用いて反転表示させることによって指定する。これによってデポ名131及びデポタイプ132が決定される。デバイス13が指定されると、指定されたデバイス13の種別に対応するデバイス設定フォーム301がクライアントPC16に表示される。

0058

デバイス設定フォーム301は、デバイス13の種別に応じて様々であるが、図8に示す例では、設定内容に従ってデバイス13が動作を開始する年月日時を入力する設定日時欄311、デバイス13の検出間隔を入力するサンプリングレート欄312、デバイス13が検出した検出結果(データ値)をデータ統合管理PC10に保存する期間を入力する蓄積期間欄313、データ統合管理PC10が検出結果(データ値)をサーバPC11に送信する間隔を蓄積期間に対して入力する送信間隔欄314、第1回目の送信時間を入力する送信時刻欄315、デバイス13の種別に応じた指定すべき内容を入力する入力欄316、デバイス13のドライバソフトを入力するデバイスソフト欄317、各欄の設定内容を送信するボタンである「決定」318、及び、各欄の修正を可能にするボタンである「修正」319を備えて構成される。

図8 図8

0059

ユーザは、デバイス設定フォーム301の各欄に必要な設定値を入力し、設定内容をクライアントPC16にサーバPC11へ送信させる。受信すると、サーバPC11は、サーバPC11のIPアドレス103、ユーザID104、パスワード105、デポ名131、及び、設定内容の各情報を含む通信パケット(設定パケット)を生成し、データ統合管理PC10に送信する。

0060

図9は、デバイス設定機能におけるデータ統合管理PC10の動作を示すフローチャートである。

図9 図9

0061

図9において、データ統合管理PC10は、設定パケットを受信すると、CPU21の通信部31を用いて、受信した設定パケットからIPアドレス103、ユーザID104、パスワード105、デポ名131及び設定内容の各情報を取り出し、DNC部35に転送する(S1)。

図9 図9

0062

次に、DNC部35は、DB検索部32を用いて、受信した設定パケットのIPアドレス103に基づいてアカウントDB41を参照し、IPアドレス103に対応するレコードを検索する。そして、DNC部35は、受信した設定パケットのユーザID104及びパスワード105と検索したレコードのユーザID104及びパスワード105とが一致するか否かを判断することによって、正規ユーザであるか否かを確認する(S2)。

0063

不一致の場合には非正規ユーザであると判断して処理を終了し、一致の場合には正規ユーザであると判断して、DNC部35は、DB検索部32を用いて、設定先のデバイス13を検索する。この検索は、S2で検索したレコードのアカウントID101に基づいてデバイスマッピングDB42を参照し、アカウントID101に対応するOUI111を検索する。次に、検索したOUI111に基づいてデバイスDB43を参照し、OUI111に対応するデバイスタイプ121を検索する(S3)。

0064

次に、DNC部35は、検索したデバイスタイプ121のプロトコルに従って、検索したOUI111、設定パケットのデポ名131及び設定内容の各情報を含む通信パケットを作成し、第1通信インターフェース29から通信パケットを送信する(S4)。

0065

このようにDNC部35が動作することによって、データ統合管理PC10は、ユーザが設定しようとする目的のデバイス13に設定内容を送信することができる。

0066

DEPO装置12は、通信パケットを受信すると、通信パケットのOUI111とデバイス属性テーブルのOUI111とを対比することによって自己宛ての通信パケットであるか否かを判断する。自己宛ての通信パケットの場合には、DEPO装置12は、デポ名131に対応するI/Oポートのデバイス13に設定内容を送信する。デバイス13は、設定内容に基づいて自己の設定を変更する。

(デバイスデータ機能) 次に、デバイスデータ機能について説明する。デバイス13は、設定内容に基づいて状態を検出し、デポ名131及び検出結果の各情報を含む通信パケットをDEPO装置12に送信する。DEPO装置12は、通信パケットを受信すると、検出結果を収容する通信パケットである旨、自己のOUI111、デポ名131、受信した年月日時(日付)、及び、検出結果(データ値)を含む通信パケット(データパケット)を生成し、データ統合管理PC10に送信する。

0067

図10は、ログデータ転送機能、異常通知機能及びデバイス組込機能におけるデータ統合管理PC10の動作を示すフローチャートである。

図10 図10

0068

図10において、データ統合管理PC10は、DEPO装置12から通信パケットを受信すると(S11)、CPU21の通信部31を用いて、通信パケットの種別を判断する。判断の結果、通信パケットがデータパケットである場合には(ログデータ)、受信したデータパケットからOUI111、デポ名131、受信した年月日時(日付)、及び、検出結果(データ値)の各情報を取り出し、DDR部34に転送する(S12)。

図10 図10

0069

次に、DDR部34は、DB検索部32を用いて、ログデータDB45にデータ名を付して新たなレコードを設け、受信したデータパケットのOUI111、デポ名131、日付及びデータ値の各情報を登録する(S21)。

0070

次に、DDR部34は、ログデータを送信すべきか否かを判断する。判断の結果、送信すべき時である場合には(Yes)S23の処理を実行し、送信すべき時ではない場合には(No)処理を終了し、DEPO装置12から通信パケットを受信するまで待機する(S22)。

0071

ここで、ログデータの送信の要否の判断は、例えばログデータの送信のタイミングを図8に示すように蓄積期間313、送信間隔314及び送信時刻315によって設定される場合には、DEPO装置12は、年月日時を計る時計をさらに備えると共に記憶部にこれらの情報を記憶する。

そして、DEPO装置12は、時計の時刻が送信時刻315になった時(設定後の初回送信時)、及び、時計の時刻が蓄積期間313と送信間隔314とによって決定される時間の整数倍を送信時刻315に加えた時刻になった時(初回送信時後の送信時)、の後の最初のデータパケットにログデータの送信をすべき旨の情報を収容する。DDR部34は、S22において、ログデータの送信をすべき旨の情報の有無から送信の要否を判断する。

図8 図8

0072

S23において、DDR部34は、データパケットのOUI111及びデポ名131に基づいてログデータDB45を参照し、OUI111及びデポ名131に対応する送信すべきレコードを総て検索する。検索したレコードから日付及びデータ値を取り出し、デポ名131と各日付及びデータ値とを含む送信用のログデータを作成する(S23)。

0073

ここで、前回の送信時に送信したデータであるか否かの判断は、例えば、ログデータDB45に送信の有無を示すフラグを登録するフィールドを設けたり、データ統合管理PC10に前回の送信時を記憶し、前回の送信時と検索したレコードの日付を比較したりする等で行う。

0074

次に、DDR部34は、データパケットにOUI111に基づいてデバイスマッピングDB42を参照し、OUI111に対応するアカウントID101を検索する。そして、DDR部34は、検索したアカウントID101に基づいてアカウントDB41を参照し、アカウントID101に対応するIPアドレス103を検索して、送信先を検索する(S25)。

0075

次に、DDR部34は、検索したIPアドレス103のサーバPC11へ、送信用のログデータを含む通信パケット(データパケット)を送信する(S25)。

0076

このようにDDR部34が動作することによって、データ統合管理PC10は、ログデータをまとめてサーバPC11に送信することができる。

0077

サーバPC11は、ログデータを保存する。そして、サーバPC11は、クライアントPC16から要求があった場合に、ログデータをクライアントPCに表示させるべく要求に応じたログデータを送信する。

0078

ユーザは、デバイス設定の場合と同様に、ユーザID104及びパスワード105を用いて自社のサーバPC11にアクセスし、画面のネットワークツリー302又は論理ツリー303における、表示しようとするデバイス13の表示を反転すると共に「モニタリング」305を指定して、ログデータを表示させる。表示画面は、例えば、図11に示すように、図8のデバイス設定フォーム301の代わりに、ログデータが棒グラフで表示されたログデータ表示部321が表示される。

なお、図11の例では、ログデータ表示部321は、1日のデータ値を1時間毎に表示した例であるが、1週間のデータや1月のデータ等を表示してもよく、また1日の平均値や総量値を算出し、算出した値を日毎に1週間分や1月分だけ表示してもよい。

(デバイスイベント機能) 次に、デバイスイベント機能について説明する。デバイス13は、設定内容に基づいて状態を検出するが、検出結果が異常値を示した場合には、異常をユーザに通知すべく、デポ名131及び異常通知の各情報を含む通信パケットをDEPO装置12に送信する。DEPO装置12は、通信パケットを受信すると、検出異常を収容する通信パケットである旨、自己のOUI111、デポ名131、受信した年月日時(日付)、及び、異常内容を含む通信パケット(イベントパケット)を生成し、データ統合管理PC10に送信する。

図11 図11

図8 図8

0079

あるいは、DEPO装置12が異常を検知した場合にも、DEPO装置12は、異常通知を収容する通信パケットである旨、自己のOUI111、デポ名131、受信した年月日時(日付)、及び、異常内容を含む通信パケット(イベントパケット)を生成し、データ統合管理PC10に送信する。

0080

ここで、デバイス13の異常は、例えば、ユーザがデバイス設定機能により設定した最大値を越えた場合や最小値を下回った場合、及び、デバイス13の検出範囲を越えた場合等である。また、DEPO装置12の異常は、例えば、デバイス13とデータのやり取りが不能になった場合やデータ統合管理PC10へデータ値の送信に失敗した場合等である。そして、異常内容は、例えば、異常の対象(Object)、異常の表題(Title)、異常の具体的内容(info)である。

一例を挙げると、DEPO装置12がデータ統合管理PC10に回線使用のためダイヤルアップ接続に失敗した場合には、異常の対象(Object)が“ダイヤルアップ(dial−up)”、異常の表題(Title)が“接続失敗(connection failed)”、異常の具体的内容(info)が“回線使用中(line busy)”となる。

0081

図10において、データ統合管理PC10は、DEPO装置12から通信パケットを受信すると(S11)、CPU21の通信部31を用いて、通信パケットの種別を判断する。判断の結果、通信パケットがイベントパケットである場合には(イベント)、受信したデータパケットからOUI111、デポ名131、受信した年月日時(日付)、及び、異常内容の各情報を取り出し、DER部33に転送する。ここで、デポ名131の情報が取り出されるのは、デバイス13の異常の場合である。

DER部33は、イベントパケットのOUI111に基づいてデバイスマッピングDB42を参照し、OUI111に対応するアカウントID101を検索する。そして、DER部33は、検索したアカウントID101に基づいてアカウントDB41を参照し、アカウントID101に対応するIPアドレス103を検索して、送信先を検索する(S31)。

図10 図10

0082

次に、DER部33は、OUI111、受信した年月日時(日付)、及び、異常内容、デバイス13の異常の場合にはさらにデポ名131を含むイベントデータを生成する。そして、DER部33は、検索したIPアドレス103のサーバPC11へ、イベントデータを含む通信パケット(イベントパケット)を送信する(S32)。

0083

このようにDER部33が動作することによって、データ統合管理PC10は、デバイス13やDEPO装置12に異常が生じた場合に速やかに異常内容をサーバPC11に送信することができる。

0084

サーバPC11は、イベントパケットを受信すると、異常内容を保存したり、警告を発する。警告は、例えば、サーバPC11の表示装置に異常内容を表示したり、警報を発したり、特定のメールアドレスに異常内容を記載したメールを通知したりする。また、サーバPC11は、クライアントPC16から要求があった場合には、異常内容をクライアントPC16に表示させる。 (デバイスプラグアンドプレイエージェント機能) 次に、デバイスプラグアンドプレイエージェント機能について説明する。DEPO装置12は、I/Oポートに新たなデバイス13の設定を検出すると、DEPO装置12は、設定されたI/Oポートのデポ名131を検出し、図7に示すデバイス属性テーブルにおける、検出したデポ名131に対応するレコードにデバイス属性、本実施形態では、図7に示すようにデポ名131とデポタイプ132とを登録する。また、DEPO装置12は、デバイス属性テーブルからデバイスタイプ121を取り出す。

図7 図7

0085

そして、DEPO装置12は、組込内容を収容する通信パケットである旨、自己のOUI111、デバイスタイプ121及びデバイス属性(デポ名131とデポタイプ132)の各情報を含む通信パケット(組込パケット)を生成し、データ統合管理PC10に送信する。

0086

図10において、データ統合管理PC10は、DEPO装置12から通信パケットを受信すると(S11)、CPU21の通信部31を用いて、通信パケットの種別を判断する。判断の結果、通信パケットが組込パケットである場合には(デバイス新設)、受信した組込パケットからOUI111、デバイスタイプ121及びデバイス属性(デポ名131とデポタイプ132)の各情報を取り出し、DPnPA部36に転送する(S12)。

図10 図10

0087

次に、DPnPA部36は、DB検索部32を用いて、受信した組込パケットのOUI111に基づいてデバイスDB43を参照し、当該OUI111のレコードの存否を調べる。当該OUI111のレコードが有る場合には、DPnPA部36は、次の処理を行う。一方、当該OUI111のレコードが無い場合には、DPnPA部36は、デバイスDB43に当該OUI111を付して新たなレコードを設け、受信した組込パケットのデバイスタイプ121の情報を登録する。そして、DPnPA部36は、受信した組込パケットのOUI111を付してデバイスポータルDB44に新たなレコードを設け、受信した組込パケットのデバイス属性(デポ名131とデポタイプ132)の情報を登録する(S41)。

0088

このようにしてデータ統合管理PC10は、新設のDEPO装置12又は新設のデバイス13をデータ統合管理システム1に自動的に組み込むことができる。

0089

なお、上述の実施形態では、DEPO装置12だけを新設した場合には、データ統合管理システム1に組み込まれないが、新設のDEPO装置12にデバイスが1個も設定されていない状態では、監視又は制御するデバイス自体が無いので、新設のデータ統合管理システム1に必ずしも組み込む必要が無いと言える。しかしながら、DEPO装置12だけを新設した場合に、DEPO装置12が、組込内容を収容する通信パケットである旨、自己のOUI111及びデバイスタイプ121の各情報を含む通信パケット(組込パケット)を生成して、データ統合管理PC10に送信するように構成し、データ統合管理PC10は、この組込パケットに基づいてデバイスDB43を更新するように構成してもよい。

0090

次に、DPnPA部36は、データパケットにOUI111に基づいてデバイスマッピングDB42を参照し、OUI111に対応するアカウントID101を検索する。そして、DPnPA部36は、検索したアカウントID101に基づいてアカウントDB41を参照し、アカウントID101に対応するIPアドレス103を検索して、送信先を検索する(S42)。

0091

次に、DPnPA部36は、検索したIPアドレス103のサーバPC11へ、新設メッセージの情報を含む通信パケット(新設パケット)を送信する(S43)。

0092

ここで、新設メッセージの情報は、例えば、OUI111、デポ名131及びデポタイプ132として、新設パケットを受信したサーバPC11は、これらの情報から“DEPO装置OUI111のI/Oポートデポ名131にデポタイプ132のデバイスが新設されました。”という文章をサーバPC11の表示装置に表示するように構成してもよい。より具体的には、例えば、OUI111が“NAGA”であり、デポ名131が“AI4”であり、デポタイプ132が“人感センサ”である場合には、サーバPC10の表示装置に“DEPO装置NAGAのI/OポートAI4に人感センサのデバイスが新設されました。”となる。また例えば、新設メッセージの情報は、組込内容を収容する通信パケットである旨だけでもよく、サーバPC10は、この通信パケットを受信した場合に“新しいデバイスが設定されました。”と表示装置に表示するように構成してもよい。さらに、例えば、DPnPA部36自体が、OUI111、デポ名131及びデポタイプ132に基づいて、“DEPO装置OUI111のI/Oポートデポ名131にデポタイプ132のデバイスが新設されました。”という文章を記載したメールを生成し、検索したIPアドレス103のサーバPC11へ通知するように構成してもよい。

0093

このようにDPnPA部36が動作することによって、データ統合管理PC10は、デバイス13やDEPO装置12が新設された場合に速やかに新設された旨をサーバPC11に送信することができる。

0094

以上のように、データ統合管理PC10は、アカウントDB41、デバイスマッピングDB42、デバイスDB43及びデバイスポータルDB44を備えるので、サーバPC11、DEPO装置12及びデバイス13が複数個あったとしても、DEPO装置12及びデバイス13とサーバPC11との間において適切な対応関係で以って、デバイスネットワークコントロール機能、デバイスデータ機能、デバイスイベント機能及びデバイスプラグアンドプレイエージェント機能の各機能を動作させることができる。このため、サーバPC11は、DEPO装置12及びデバイス13の物理的な接続関係を意識することなく、自己が掌握するデバイス13から確実に検出結果(データ値)及び異常情報を得ることができ、且つ、自己が掌握するデバイス13に確実に設定情報を通知することができるとの前提の下に、システムの目的に沿って検出結果(データ値)、異常情報及び設定情報を処理することができる。よって、データ統合管理PC10を用いることによって水平分業型のシステム事業を実現することができる。

0095

なお、上述の実施形態では、DEPO装置12とデータ統合管理PC10とはケーブルや通信回線を介して接続され、データ統合管理PC10とサーバPC11とは通信回線を介して接続され、サーバPC11とクライアントPC16とは通信網15を介して接続される接続形態の場合について説明したが、図12に示すように、DEPO装置12、データ統合管理PC10、サーバPC11及びクライアントPC16が通信網15に接続されるように構成してもよい。そして、特に、通信網15がインターネットである場合には、ローミング機能を利用することにより、DEPO装置12、データ統合管理PC10、サーバPC11及びクライアントPC16は、世界各地のアクセスポイントを介して通信をすることができ、世界規模でデータ統合管理システム1を利用することが可能となる。

図12 図12

0096

ここで、DEPO装置12、データ統合管理PC10、サーバPC11及びクライアントPC16がインターネットに接続するための装置は、例えば、MODEM、ADSLの装置、i−mode(登録商標)の装置及びホットスポットを利用するための無線LANカード等がある。特に、DEPO装置12の通信インターフェースは、EMIT(登録商標)(Embedded Micro Internetworking Technology)が好ましい。EMITは、非常に規模の小さいソフトウェアでインターネット接続を可能にする技術であるため、DEPO装置12を低コストで小型に製造することができる。

発明を実施するための最良の形態

0097

そして、上述の実施形態では、自社のサーバPC11にアクセスするためのユーザID及びパスワードとデータ統合管理PC10にアクセスするためのユーザID及びパスワードとは共通である場合を説明したが、別個にしてもよい。別個にすることによって各社は、自社の社員に固有のユーザID及びパスワードを設定することができ、社員が直接データ統合管理PC10にアクセスすることを防止し易くなる。

0098

以上のように、請求項1に係るデータ統合管理装置、請求項4に係るデータ統合管理方法、請求項5に係るデータ統合管理方法のプログラム及び請求項6に係るデータ統合管理方法のプログラムを記録した記憶媒体は、アカウントデータベース、デバイスマッピングデータベース、デバイスデータベース及びデバイスポータルデータベースの4個のデータベースを備え、デバイスネットワークコントロール手段を備えるので、第1装置が第3装置を或る状態に設定したい場合に、第3装置を或る状態に設定する設定情報を第1装置から第3装置へ通知する際に仲介することができる。このため、第1装置を開発するサービス事業者は、顧客のスペックに合わせて設定情報の内容や入力方法等を自由に設計することができる。

また、デバイスイベントルーティング手段を備えるので、第2又は第3装置に異常が生じた場合に、異常を生じた第2又は第3装置を掌握する第1装置に速やかに異常を通知することができる。このため、サービス事業者は、顧客のスペックに合わせて異常情報の通知を受けた場合における第1装置の動作を自由に設計することができる。

さらに、デバイスデータルーティング手段を備えるので、第3装置の出力情報を当該第3装置を掌握する第1装置に速やかに通知することができる。このため、サービス事業者は、顧客のスペックに合わせて出力情報の処理方法や使用方法等を自由に設計することができる。

そして、デバイスプラグアンドプレイエージェント手段を備えるので、データ統合管理装置等は、第3装置が新設された場合に自動的に第3装置を定義するデバイスデータテーブル及びデバイスポータルデータベースを更新することができ、新設された第3装置を自動的にデータ統合管理装置等に組み込むことができる。このため、サービス事業者は、第3装置が新設された場合でも大幅なソフトウェアの手直しの必要が無く、新設された第3装置をシステムに利用することができる。また、このような4個の機能をデータ統合管理装置等に備えるので、サービス事業者は、システムの目的に合ったシーケンスプログラムを簡易・迅速に組むことができる。

発明の効果

0099

請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のデータ統合管理装置において、デバイスプラグアンドプレイエージェント手段は、第3装置が新設されると当該第3装置を掌握する第1装置に新設情報をさらに通知するので、第1装置は、新設された第3装置の存在を認識することができる。

図面の簡単な説明

0100

請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のデータ統合管理装置において、アカウントデータベースは、ユーザを識別するユーザIDとユーザを認証するためのパスワードとをさらに登録するので、データ統合管理装置の不正使用を避けることができる。

符号の説明